ウェルニャンレポート
【体験レポ】おかき焼き体験@手焼おかき高梨
【体験名】おかき焼き体験(手焼おかき高梨)
薄く切った乾燥もちを、手焼きで「おかき」にして食べるまでの体験。店では材料ひとつひとつにこだわっており、体験で焼きたてを食べれば、素材の良さをいっそう深く味わうことができる。シンプルだからこそ、鴨川の食材をダイレクトに感じることができる!
■米どころ鴨川で、「素」の名産を見つけたのにゃ
意外かもしれないけれど、温暖なのにおいしいお米がとれる鴨川。「長狭米」(ながさまい)ってよばれるけど、それは鴨川の中の地名「長狭」に由来している。明治時代には天皇家の儀式に使う米の栽培地にも選ばれたんだって!歴史があるんだね。
今日はそのお米を使った食体験をするのにゃ!
■高級手焼おかきの老舗で、手づくりおかきに挑戦!
体験は店舗の奥でさせてもらえる。大人数の場合は、工場で体験できるそう。
おかきの材料は乾燥させた「もち」。鴨川の契約農家から仕入れたもち米を材料にしてもちを作り、自然乾燥(天日干し)させる。そうすることで、米の味がちゃんと残る。人工的に風をあてて乾燥させる方法もあるけど、米の香りが消えたり余計な匂いがついたりするので、お店では天日干しにこだわっているのだそう。
店主さんが良いもち米を探している中でたどり着いたのが、鴨川産。香りと甘さが強いのが特徴らしい。色々試したけど、しっかりした味のあるもち米が、たまたま鴨川産だったって言ってた…職人さんらしいね!
■コンロに「もち」をのせて、焼く
大きな網の上にのせて焼く。火力は箸を持つ手が熱くなるくらい。少し汗ばみながら、ひたすらひっくり返す!
じっくり焼くイメージがあったけど、絶え間なく返さないと焦げてしまうんだって。結構、忙しい。手が疲れて、動きがあやしくなってくる…。これをお仕事でする方は、熱くて疲れて大変だなあ!(ちなみに、お店で出すおかきも手焼きだから、製法としては同じことをするんだって)
いい感じに焼けてきたぞー。
かごに取り上げて、次の工程へ。
僕といっしー、5枚ずつ焼いたよ。
■味付けして、完成!!
焼きたてを、タレに丸ごとつけて、味付け。
このタレは、地元の鰹節店から取り寄せた鰹節と、昆布を使って、店でダシをとり醤油に合わせたもの。ダシを使うこと自体が珍しいそうだけど、さらに、添加物なしのこだわりのタレなんだ! 鴨川には良い鰹節店が多いって、店主さんから聞いた。知らなかったなぁ。
完成!!
ウェルスポの人に、おかきの並べ方に、それぞれ性格が出ているって言われた…
■今日の仕上げ、試食にゃ~!
とにかく香りがいい!そして、噛むほどに感じる、もち米の自然な甘み。最初の一口に、全神経を集中させて味わってほしい。香りがすごいから(しつこい?)。
サクッとした人の半径2mはおかきの香ばしい香りが漂う。オフィスでこっそりつまみ食いはできないよ!みんなで食べようね。
香ばしい醤油のコクは、ダシが入っているおかげかな?ちょっと手につくくらいのタレのしっとり感と、焼きたてのサクサク感のコラボは、焼きたてならでは、だね!
■体験を終えて
素材の良さと、作りたてのおいしさ、両方を堪能できる体験だった。
素材も作り方もシンプルなので、鴨川の「味」をダイレクトに感じることができた!
30分ほどで体験できるので、観光で訪れる方にもおススメだよ。
ひとつ、後悔したことは、体験のおかきを5枚とも味付けしてしまったこと。体験後に店主の方から、厳選した素材だから味付けしなくてもおいしい、と教えてもらい、「そうか!」って気づいた。幸い、お店の商品に味付け一切なしのおかきがあったので、それを買って味わうことができた(写真の左上の商品)。やっぱりおいしかった!!
■注意した方がよいこと
・体験おかきは、1枚は味付けしないで、そのまま味わおう!鴨川産もち米の香りと味がよく分かるよ。
・大切にとっておきたくなるけど、湿気やすいから、その日のうちに食べよう。
■おまけ
お店は道路沿いにあり、駐車場も広いので入りやすい。
店舗では色んな種類のおかきが売っている。体験した後は特に、どれも食べたくなるね!
【体験前後の変化】
ストレスチェック
ウェルニャン3⇒10/いっしー5⇒3
【体験概要】
取材日 2020年7月15日(水)
手焼おかき高梨/おかき焼き体験
1人 600円(税込)/所要時間 30分
※記事の内容は取材日の体験に基づくものであり、今後、内容変更等の可能性があることをご承知おきください。
※体験の申し込みや問い合わせは、施設へ直接ご連絡お願いします。(公式ホームページがないため、下記は「かもがわナビ」の当該ページへリンクしています)