イベント情報

ウェルネスポーツ鴨川 > イベント情報 > 【ジビエを食べて、心も“地域”も健康に!】e-bike で巡る、千葉県・ 鴨川市の自然と食! 食材調達ジビエ鍋研修モニターツアー
2020.03.04更新
【ジビエを食べて、心も“地域”も健康に!】e-bike で巡る、千葉県・ 鴨川市の自然と食! 食材調達ジビエ鍋研修モニターツアー

開催日

2020/02/21
開催レポートはこちらから
ウェルニャン

開催レポート

【ジビエを食べて、心も“地域”も健康に!】e-bike で巡る、千葉県・
鴨川市の自然と食! 食材調達ジビエ鍋研修モニターツアー

 

このたび、企業向けウェルネス・プログラム開発の一環で、社員研修と福利厚生をかけ合わせたイベントを企画し、2020年2月21日(金)にモニターツアーを行いました。

 


 

〜ジビエを食べて、心も身体も“地域”も健康に!〜

参加してくれたのは、東京都内のイベント制作会社と千葉県内のIT関連会社の2社・5名の方々。自然豊かな里山をフィールドに農とジビエをテーマに旅をします。

鴨川の豊かな自然に触れながら、生産者のもとをめぐり食材を調達していきます。

旅の中で、参加者の皆さんがどんな経験や思いをされたのか、得られたものは何だったのか、レポートしていきます!

 

 


里のMUJIみんなみの里からスタート

まずは、鴨川の生産者さんが抱える実情を知ってもらいます。
農業も盛んな鴨川ですが、近年、少子高齢化、過疎化が進み、農業従事者は減少の一途をたどっています。そんな中で生産を続けている従事者の思いを感じてほしいというお話をしました。

 

 

近年ヘルシーさで話題となってきているイノシシやシカのジビエ肉ではありますが、農家をはじめ地域の人々を苦しめている有害鳥獣という課題もあり、鴨川も例外ではありません。
人と自然の共生のために尽力されている猟師さんを招いて、その実情や狩猟の方法を解説してもらいました。

こちらも高齢化が進み80歳代が現役を続けるような現状で、若い担い手を求めているそうです。

 

罠を使った捕獲の解説。動物との知恵比べやジビエにするための手順に参加者も驚く

 


食材調達の旅に出発

農家を中心にめぐる「棚田チーム」と、加工品生産者を中心にめぐる「飲んべえチーム」の2組に分かれます。

今回、参加者はウェルスポのe-bikeで移動します。

 

e-bikeはウェルスポ一押しの電動アシスト付きのスポーツバイク。適度な運動になることに加え、歩くよりも行動範囲が広がり、鴨川を楽しむのにぴったりのツール

 

ガイドからe-bikeの操作方法の説明を受けたあと、練習です。

操作に慣れたら、2チームに分かれて出発!

 

 


「棚田チーム」の旅

柑橘類を多く生産している「古泉農園」、東京から一番近い棚田「大山千枚田」、山沿いの農地で様々な作物を生産する農家「鎌田さん」を訪ねます。

 

古泉農園では試食させてもらいながら、持ち帰る食材を検討。みずみずしさや香りの良さに驚く

 

農場までの急な上り坂もe-bikeで走破

 

ちばエコ農産物認定のため、厳しい基準で育てるレモン

 

自分で収穫したレモンを手に

 

大山千枚田。日本で唯一雨水のみで耕作を行っている天水田で、動植物も貴重なものが多く生息しているという

 

おやつは鴨川のおいしいお米「長狭米」おにぎり

 

生産者さんと一緒に畑へ。農産物の収穫や食べ方を教えてもらう

 

生産者の鎌田さんとお話。キョン、イノシシ、サルなどが農産物を食べたり枝を折ったりするなど苦労は多いが、それ以上に、誰かに食べ物をとどけられる嬉しさが勝るとおっしゃっていた

 

 


「飲んべえチーム」の旅

色々な野菜でキムチを生産している「つけもの秦」、添加物も保存料も使わない味噌などを生産している「島田糀店」、職人手づくり豆腐の「菜の花とうふ」、全国で唯一の明治神宮奉納酒を造っている「亀田酒造」などをめぐります。

島田糀店では仕込み作業の見学をさせていただく

 

生産者さんとの会話も楽しい

 

菜の花とうふ店

 

 


里のMUJIみんなみの里へ戻り、食材を調理

両チームの食材を集め、アイディアを出し合いながら調理します。
今回は主催者側で用意した「イノシシ肉」も加え、鍋料理や焼き物、炒め物などを作りました。

そして、自分たちの料理で食事タイム。
どの食材もおいしい!と皆さん感心していました。

 

 

 


最後に今日のまとめ

参加者のみなさんに、今日感じたことを「一言」にして書いてもらい、学びや感想を伝え合いました。

 

皆さんの感想もお聞きしました

・出会う鴨川の人たちが皆優しくて、嬉しくなった。
・自然の中で色々な体験や遊びができ、リフレッシュできた。
・会社という同じ場所にいる仲間だが、いつもと違う場所で、仕事とは違う課題に取り組むことで、新たなコミュニケーションができた。
・車だと通り過ぎてしまう、歩きだと行動範囲が限られてしまう、e-bike(自転車)はその中間で、訪れる場所を楽しめるちょうど良い移動手段だった。
・今度は自分の家族や子供たちに同じ体験をさせてあげたいと感じた。

 


今回のウェルネス・プログラムを実施して

生産者のもとを訪ね、食にまつわる苦労や喜びを聞くことで、「食べること、生きること」について、あらためて考える機会を持ってほしい。同じ目的に向かってメンバーと力を合わせることで、社内コミュニケーションの活性化につなげたい。

そんな思いで企画した今回のモニターツアーでしたが、参加者の皆さんは、それ以上の収穫を手にして今回の旅を終えられたようでした。

また、本ツアーの実施後、ご協力をお願いした生産者の方から「わざわざ足を運んで話を聞きに来てくれた参加者の方たちと対話するなかで、『これからもおいしい食を届け続けよう!』と元気をもらえた」というご連絡をいただきました。参加者だけでなく、ご協力いただいた生産者の心まで“ウェルネス=健康”にできるツアーとして、本ツアーの商品化を進めていきたいと考えています。今後もウェルネスポーツ鴨川は、スポーツを通じた地域活性化に貢献していきます。

 


 

※今回のプログラム企画と実施においては、「女子部JAPAN(・v・)」の協力を得ています。

女子部JAPAN(・v・)とは
「日本中の女子の毎日をオモシロく!」をテーマに掲げ、全国26,000人の女子と一緒にWebとリアルで活動するコミュニティ&メディア。鴨川市では、台風15号(令和元年房総半島台風)の復興支援をすべくe-bikeを使った女子会を開催したり、パラスポーツイベントでボッチャのブース運営を行ったりしている。
https://www.iphonejoshibu.com/

 


【イベントの概要】

・日時:2020年2月21日(金)10:00〜16:00
・会場:里のMUJI みんなみの里
・ルート:
1.棚田チーム/里のMUJI みんなみの里→古泉園(農家)→大山千枚田(棚田)→高梨家(農家)→里のMUJI みんなみの里にて調理・実食・発表
2.飲んべえチーム/里のMUJI みんなみの里→つけもの秦(キムチ生産者)→島田糀店(味噌生産者)→埋蔵文化財・主基斎田(すきさいでん)→菜の花とうふ(豆腐生産者)→亀田酒造→里のMUJI みんなみの里にて調理・実食・発表

主催:一般社団法人ウェルネスポーツ鴨川
協力:女子部JAPAN(・v・)

 

この記事に関する報道用資料はこちら→ニュースリリース_20200221e-bike×ジビエ鍋研修ツアー

Print Friendly, PDF & Email

Pick up Event

おすすめイベント

開催予定
今年で4回目の開催となる泥んこ遊びの祭典「鴨川どろリンピック」。大人も子どもも一緒になって、泥まみれのアツい戦いが繰り広げられる!今年も、川代集落にある柿ノ木代棚田での開催です。みなさんの参加、お待ち……
開催日04.28
開催中
春・初夏の房総半島をサイクルロゲイニングで制覇しよう!! 2024年3月~6月にかけて運行されるJR東日本のサイクルトレイン「B.B.BASE」に乗車される方を対象に「房総まるごとロゲイニング」を開催……
開催日03.02~06.29
開催予定
親子deマルチスポーツ教室 参加者募集!! 大人も子どもも楽しめる「運動あそび」を、お父さんお母さん、おじいちゃん、おばあちゃんも、み~んな一緒にチャレンジしましょう!! 月に1回、家族で身体を動かし……
開催日05.11